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肩書きだけのクズ野郎

6年前、こんな出会いもありました。

街コンで知り合った1歳年上の男・エリくん。

「国家公務員」だった彼。初対面でお互い”ビビッ”と来て(多分)、1回目のデートも楽しくて、ときめきまくっていた私ですが…

結局、アイツは散々私の気持ちを揺さぶった挙句、「彼女ができたから、もう2人では会えない」と言われ終了…。

マジで、肩書きだけのクズ野郎でしたね。

※エリくんとの詳しいエピソードは、「仁義なき婚活」に載せています♡

仁義なき婚活【電子書籍】[ 西川千裕 ]

さて、今回のおススメ本は、こちらです!

欲ばりたい女たち [ 白石まみ ]

この本の主人公は、大学時代の同級生である、32歳の4人の女性。

独立したてのライターで、流産経験のある朝海。

自分で購入したマンションで、年下彼氏と同棲中の「できる女」・優奈。

20代で結婚したけど子どもに恵まれず、不妊治療を始めた美和子。

できちゃった婚をしたエリ。

4人それぞれの葛藤や、お互いがいがみ合う様子がリアルに描かれていて、とても共感できました。私もちょうど、彼女たちと同じ32歳ですしね。(あと2ヶ月は31歳だけど笑)

女同士の争いは、マジで面倒臭いです。

私は学生時代友達がいなかったので経験はありませんが、大人になって同窓会や結婚式などで学生時代の女友達と再会すると、話す内容は決まっていますよね~。

既婚か独身か、子どもはいるのかいないのか…。

この本にも「(既婚の女は)他人に話は振るが、興味はない。結局は自分の話がしたいだけ」という部分がありましたが、まさにその通りだと思います。

私の友人も、「学生時代の仲良しグループで集まると、既婚者はとにかく旦那の話をしたがって、マウント合戦になる。結婚してから性格が悪くなった気がする。独身側の気持ちも考えてほしい」と言っていました。

友人たちは他にも、「独身はいいよね」「ステージが上になった」などと既婚者に言われたこともあるようです。

既婚者に偉そうな態度をとられるから、余計みじめに感じたりもするんですよね。

もちろん、本人は自覚ないだろうし既婚者全員がそうというわけではないですけどね。

ただ、仲が良いだけにお互いライバル意識があるだろうし、私たちの世代はまだまだ「結婚したら勝ち組」って思っている人が多いから(特に女子はね)、独身者は色々葛藤があるんだろうな。

学生の頃は、1人で過ごすことを寂しく感じたり、仲良しグループを遠目から見て羨ましく思うこともあったけど、社会人になってから友達ができたので十分満足していますよ。

社会人になってからの友達だと、一定の距離を保ちながら付き合って行くことができるから楽ですよね。

私は同窓会や結婚式に誘われないから、面倒臭い女同士の争いに巻き込まれることがないので、めちゃめちゃラッキーだなとむしろ思っていますよ(笑)

結婚しているかどうかとか、子どもがいるかどうかとか、そんなことで勝ち負けをつけずに付き合って行けたら良いんだろうけど…女同士はなかなか難しいでしょうねえ。


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